校長あいさつ(令和2年)

              校 長 あ い さ つ

 

 

 今まで経験したことのない雪の少ない冬が明け、春めいてまいりました。壮麗な磐梯山の山懐に抱かれて令和二年度がスタートしました。磐梯山は何時見ても我々に元気を与えてくれます。

新型コロナウイルスの感染拡大防止のため昨年度の3月2日から臨時休業があり、児童生徒、保護者のみなさんの戸惑いや、驚きはいかばかりと案じておりました。4月6日に笑顔で登校する児童生徒のみなさん、送迎をしていただいた保護者のみなさん、ばんだい荘の職員のみなさんと笑顔であいさつができ、いつもの何倍もうれしかったです。

 さて、今年度は小学部13名、中学部10名、高等部21名、計44名で始まりました。「子どもたちの夢・希望・笑顔のために」校長はじめすべての教職員が「チームいなわしろ」として誠心誠意、最大限頑張ります。

学校教育目標である

「じょうぶな体をつくろう」

「進んで学び行動しよう」

「みんなと仲良くしよう」

を児童生徒のみなさんはもとより、保護者の皆様、関係機関の皆様と教職員が一体となって目指していきたいと考えております。この教育目標を常に意識することで、これからの未知なる様々な課題、困難な社会の中で、自分で考えて、周りの人と協同してよりよい社会を創り出す担い手となってほしいと考えています。今年度より完全実施となる学習指導要領の前文にも「児童又は生徒が学ぶことの意義を実感できる~中略~一人一人の力を伸ばせるようにしていくことは教職員をはじめとする学校関係者はもとより、家庭や地域の人々も含め~中略~全ての大人に期待される役割である」と明記されています。

 わたしはこの猪苗代の地が大好きです。自然豊かなすばらしい環境で、「子どもたちの夢・希望・笑顔のために」、子どもたちと共に本気で学んで、本気で遊んで笑顔あふれる学校を目指してまいります。

 

                             令和2年 5月 

                             猪苗代支援学校長 本田 知史

                

               

 

 

 

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